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ADHDな日々

ADHDの管理人が日々考えてる好き勝手なことを書いてます。典型的文系なのに、理系の話題が多いです。

個人的に大好きな、リアリティのあるSF映画&アニメ10選

映画&芸術ネタ

個人的に大好きな、リアリティのあるSF映画&アニメをご紹介します。どれも派手なアクションとかほとんどないので、退屈だと思う人も多いかもしれません。ちなみに、名作の誉れ高い「2001年宇宙の旅」は入っていません。僕にはストーリーが理解できなかった。

コンタクト(映画/実写)

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以前の投稿でも紹介したこの映画は、僕のSF映画のベスト1。地球外知的生命からの電波を受信する「SETI」がテーマの映画なんてどストライクだ。一番好きなシーンは主人公のエリー(ジョディ・フォスター)がワームホールを通過するところ。実際のワームホールの中がいったいどんなのか想像すらできないが「本当にこんな感じなのかも」と思えるほどよくできている。ちなみにカール・せーガンの原作も読みました。映画とはずいぶん違ったけど、とても面白かった。

インターステラー(映画/実写)

いやこの映画凄い!近年のSF映画の最高傑作だと思う。理論物理学の権威キップ・ソーン教授製作総指揮の下、相対性理論や量子力学に基づき描かれたのは、想像を絶する奇妙な世界。正直、5次元とかわけ判らないけど、判らないなりに「インターステラー」的世界にはまり込んでしまうのだ。そして予測不可能なラストへと、物語は息つく暇もなく進んでいく。そしてもう一つのテーマが家族愛。父と娘の時空を超えた愛が、最後に繋がるとこが素晴らしい。滅亡が近い地球の代わりに人類の住めそうな星を探査するのが、元宇宙飛行士クーパー(マシュー・マコノヒー)に課せられた使命。彼は幼い子供たちを残し、宇宙に飛び立った…。

未知との遭遇(映画 / 実写)

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地球外生命体とのファーストコンタクトをスピルバーグが描いたこの作品。B級映画と評する人も多いけど、この映画を映画として評価してはいけない。地球外知的生命との遭遇に憧れている人が、それを擬似体験するための映画なのだ。だからストーリーとかどうでもいい(でも映像は30年前にしては凄い)。デビルズ・タワーの裏側で主人公が見た光景は、僕が長年夢見ていたものなのだ。ついに人類は、地球外知的生命とのコンタクトに成功したのだ! 

エクス・マキナ(映画 / 実写)

検索エンジン世界最大手のブルーブック社に勤めるプログラマーのケイレブは、人前に姿を見せない社長で天才科学者のネイサンが所有する山荘に招かれる。そこには、女性型ロボットのエヴァがいた。ケイレブは、エヴァに搭載された人工知能の実験に手を貸すことに…。密室を舞台に2人の男と2人?のアンドロイドが心理劇を繰り広げる、緊張感たっぷりのSFサイコスリラー。人工知能が人間以上に賢くなる「シンギュラリティ」に於いて起こりうる出来事を、独特の視点で描いた秀作だ。

ディープインパクト(映画 / 実写)

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彗星が地球に衝突するという状況を描いた映画はこれと「アルマゲドン」があって、どちらもほぼ同時期に作られている。あの頃って彗星衝突のブームだったのか? 巷ではブルース・ウイリスの熱演もあって「アルマゲドン」の方が人気があるみたいだが、僕は「ディープインパクト」の方が好き。水爆で爆発した彗星の片割れが地球に衝突するんだけど、彗星が空を横切って海に落下し、高さ1000メートルの津波が都市を襲うシーンは圧巻。こんな出来事が実際に起こる可能性がある!ってとこが怖すぎる。パニック映画なのにヒューマンドラマとして優れている点も良し。もし地球が滅亡するかもしれなくなった時、自分ならどうする? そんなことを考えさせられる映画だ。  

月に囚われた男(映画 / 実写)

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サム(サム・ロックウェル)は地球で必要なエネルギーを採掘するため、3年間の契約で月にたった一人で滞在している。地球との直接通信は許されず、話し相手は1台の人工知能コンピュータだけ。任務終了まであと2週間となった日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する…。 監督のダンカン・ジョーンズは、先日他界したデビッド・ボウイの息子だそうだ。実力の伴わない2世が闊歩する世の中で、親とは違う分野で活躍しているこの人は偉い! 低予算ながら脚本が本当によくできている。2人で妻との想い出を語り合うシーンは切なくてたまらない。監督2作目となる「ミッション8ミニッツ」も凄く面白かった。どちらの映画もとにかく悲しくて切なくてたまらないんだけど、ラストが若干ハッピーエンドで救われる。でも第3作が全然作られないのはなぜ?

 リ・ジェネシス(ドラマ / 実写)

カナダにあるバイオテクノロジー研究機関「ノーバック」を舞台に繰り広げられるバイオサスペンス。ジコチューで女好きの主任科学者デビッド・サンドストローム、アスペルガー症候群の天才ボブ・メルニコフ、情報生物学の女性研究員メイコ・トランなど、一風変わった研究者たちが、殺人ウイルスやバイオテロと戦う。派手なアクションは全くないが、分子生物学や遺伝子工学に興味のある人なら十分楽しめるドラマだ。シーズン4まであるんだけど、シーズン1が1番面白いかな。3以降はちょっと鬱展開になって、4は収拾不能で終わります。

プラネテス(ドラマ / アニメ)

原作は「モーニング」誌に不定期連載された同名漫画で、これが幸村誠氏のデビュー作。作者の感性は素晴らしいが、若さからかストーリー構成がイマイチだった。このアニメは、原作の良さを活かしつつストーリーを再構築、原作より完成度の高いものに仕上がったと思う。舞台は2070年代。主人公の星野八郎太は宇宙開発企業「テクノーラ」のデブリ課に所属するサラリーマン。いつか自分の宇宙船を持ちたい!という夢を持ちながら、日々デブリ拾いに精を出す。前半は宇宙で働くサラリーマンの日常といった話で若干退屈だが、中盤以降、先進国の宇宙権益独占を阻止しようとするテロ活動に、彼らも否応無しに巻き込まれていく。テロを起こすのは石油が不要になって最貧国になってしまった国の人たち(中東?)とか、設定に凄くリアリティがあるのも良い。最終回は感動必死です。

シュタインズゲート(ドラマ/アニメ)

原作は2009年に発売され大人気となった同名ゲーム。秋葉原を拠点とする小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーで大学生の岡部倫太郎は、研究所のメンバーの橋田至や椎名まゆりと共に、日々ヘンテコな発明を繰り返していた。ある日彼らは、発明品である「電話レンジ(仮)」が、メールを過去へ送るタイムマシンとしての機能を備えていることを発見する…。序盤は少し退屈だが、中盤からの怒涛の展開に。ヲタクアニメとバカにするなかれ。タイムリープドラマとして非常に完成度の高い作品だ。主人公の厨二病的発言や2ちゃん用語などが炸裂することから、ヲタク文化に嫌悪感を抱いている人は、ラストまで観るのは難しいかも。

イブの時間(映画/アニメ)

舞台は未来、たぶん日本。アンドロイドが実用化されて間もない時代。「アンドロイドは人間と区別するため頭にリングを乗せなければならない」と法律で定められている。アンドロイドにも感情はあるが、人間の前では決して表には出さない。しかし人間とアンドロイドを区別しないというコンセプトの喫茶店「イブの時間」の中でだけは、アンドロイドたちはリングを外して人間らしく?振舞う。人間が将来アンドロイドと生活するようになったらこんな感じになるのかな?と思わずにいられない、不思議なテイストを持った作品だ。

【あわせて読んで下さい】

 

STAP小保方さんは第6位?世界の不正に捏造された科学研究ベスト9

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「STAP細胞はありま~す」で一世を風靡した小保方晴子さん事件。小保方さんがまだ若い女性であること、内容が画期的だったことから注目を浴びたが、発覚が早かったので事件自体はそれほど社会に影響を与えなかったと思う。実害という点でみれば、日本に前期・中期旧石器時代があったという説がすべて覆ってしまった、旧石器捏造事件の方が大きいんじゃないかな。そんな科学のダークサイドであるSPM(第8位参照)のベスト9を、根拠もなしに勝手にランキングしてみました。

第1位 ベル研究所シェーン事件(アメリカ)

数多くの論文捏造事件の中でも最大級の規模といっていいのがこのシェーン事件だ。1997年に27歳でベル研究所に雇用されたドイツ人のヘンドリック・シェーンは、2年後の2000年に-221度で超伝導を観測したと発表、世界を驚かせた。2001年にはこの記録を-156度に更新。傑出したスター科学者という評価を得たシェーンは、科学者に与えられる数々の賞を受賞、超電導の分野でノーベル賞に最も近いともいわれた。しかし100以上の大学や研究所が追試を行ったにもかかわらずどこも成功しなかったことから、疑念を抱く研究者も少数いた。シェーンの論文を精査したカリフォルニア大学バークレー校のソーン教授は、異なる実験データのグラフが完全に一致することに気づいた。コーネル大学のマキューエン教授も異なる実験で同じグラフが使われている論文を発見。2人は「これはミスなどではない」と告発に踏み切った。その件に関しシェーンは「誤って同一の実験のグラフを提出してしまった」と弁明する。2002年5月、ベル研究所は調査委員会を設置して調査を開始。同年9月、シェーンの研究の多くのデータが捏造されていたことが判明する。ベル研究所は即刻シェーンを解雇した。

第2位 ピルトダウン人事件(イギリス)

アマチュア考古学者のチャールズ・ドーソンが、イギリス・ピルトダウン地方で頭、あご、犬歯の化石を発見。1912年にロンドン自然史博物館に持ち込まれた。この化石は現生人類の最古の祖先と考えられ、ピルトダウン人と命名された。しかし1954年、ロンドン自然史博物館で再検討したところ、ヒトの頭蓋骨と加工したオランウータンの下顎骨とを組合せ、歯は人工的に摩滅させたり着色が行われたことが明らかになり「20世紀最悪の捏造事件」と呼ばれた。ドーソンはすでに死亡しており、犯人は諸説出た。作家のコナン・ドイルも疑われた。しかし2016年、ロンドン自然史博物館がCTやDNA解析を駆使して再調査した結果「第一発見者のドーソンが犯人」と結論づけた。約8年間にわたり発掘された骨の加工方法が同様で、すべてに関与できたのはドーソンだけだったという。

第3位 ウェイクフィールド事件(イギリス)

イギリスの医師・生物医学研究者のアンドリュー・ウェイクフィールドは、1998年「新三種混合ワクチン予防接種で自閉症になる」という論文をランセット誌に発表。この論文を機に、自閉症の増加は予防接種のせいだという世論が巻き起こり、親たちが子供へのワクチン接種を拒んだ結果、麻疹の罹患率が上昇した。その後、多くの研究者がこの研究に疑問を呈したが、ウェークフィールドは論文の撤回を拒否。2010年になってようやく論文を撤回した。しかし撤回理由は「被験者の何人かが、ワクチン製造メーカーを相手取った裁判の原告の子供だった」という倫理的な問題で、自閉症とワクチンの因果関係は未だ否定していない。

第4位 ES細胞論文不正事件(韓国)

ソウル大学校獣医科大学教授のファン・ウソク(黄禹錫)が、2004年にヒトのクローン胚からES細胞を作ることに世界で初めて成功したと「サイエンス」誌で発表。2005年5月には実際の病気の患者の体細胞を使って11個のクローンES細胞の作成に成功したと発表し、世界中の注目を浴びる。この快挙に、ファンは韓国の国民的英雄ともてはやされた。しかし同年12月、ファンとともにES細胞の論文を発表したノ・ソンイル(盧聖一)ミズメディ病院理事長が「ファン教授の論文の内容は虚偽だった」と暴露。その後の調査で「サイエンス」誌の論文が捏造であることが確定した(しかし11個のES細胞のうちNT-1という細胞と、犬のクローンを作ったことだけは本物と認められた)。ファンはソウル大学を免職処分となり、2本の論文は撤回された。

その後、ファンの支援者たちの出資で「スワム生命工学研究所」が作られる。ファンはそこでクローン研究を続け、今では同研究所は動物クローンの研究では世界トップという評価も出始めている。さらに2016年にはアメリカでNT-1細胞の特許が認められた。ファンは完全に復活したようだ。日本のメディアでは小保方さんとの対比から「韓国では一度不正を働いた科学者でも許されるのか」と批判する記事が多いが、彼は実力で復活したと思う。

第5位 旧石器捏造事件(日本)

f:id:norback11:20170406161502j:plain石器を埋めている藤村氏

東北電力の子会社に勤務していた藤村新一は、1970年代からアマチュアとして宮城県の旧石器研究グループ「石器文化談話会」に参加して発掘を開始。捏造発覚までの約25年間、周囲の研究者が期待するような石器を期待されるような古い年代の地層から次々に掘り出し「神の手」と呼ばれるまでになった。それまでは日本には前期・中期旧石器時代はなかったというのが定説だったが、藤村の発見により日本の旧石器時代はアジアでも最古の70万年前にまで遡ることとなった。藤村は1999年に会社を退職し東北旧石器文化研究所の副理事長に就任。しかし2000年11月、石器を事前に埋めている姿を毎日新聞にスクープされる。捏造発覚により日本史から「前期・中期旧石器時代」が完全に消滅。歴史の教科書も修正を余儀なくされる事態となった。その後、藤村は実刑こそ免れたが世間から激しいバッシングを受け精神を病み、右人差し指と中指を自ら切断、今では事件の記憶を全てなくしているという。

第6位 STAP研究不正事件(日本)

皆様よくご存知なので、詳細は割愛します。

第7位 ヘルマン・ブラッハ事件(ドイツ)

ドイツの生物医学界のスター研究者でウルム大学教授フリードヘルム・ヘルマンと、ヘルマンの内縁の妻でリューベック大学教授のマリオン・ブラッハが起こしたデータ捏造事件。1996年、ヘルマン研究室に加わったアメリカ人、エバーハルト・ヒルトは、ヘルマン研究室のデータに不審な点があることに気づく。「データねつ造」があると確信したヒルトはそのことをヘルマンに伝えたが、ヘルマンは「もし公開したら人生をメチャクチャにするぞ」とヒルトを脅迫。しかしヒルトは科学者仲間たちとヘルマン&ブラッハをデータを捏造および改竄で告発した。ブラッハは改竄を認めたがヘルマンは無実を主張。調査の結果、ヘルマンの論文の約3分の1に不正が見つかった。しかしその後、ヘルマンはなぜか裁判で無罪となる。ドイツ政府はヘルマンのウルム大学教授職への復権を認め、事件は終結した。

第8位 サマーリン事件(アメリカ)

1973年、ニューヨークのスローン・ケタリング記念がん研究所に勤務するウィリアム・T・サマーリン博士は、人間の角膜をウサギの目に移植することに成功したと発表。医療技術の大躍進として注目される。しかし多くの研究者がこの実験の追試に失敗。サマーリンの指導教官で免疫学者のグッドは、当初、サマーリンの業績を称えていたが、次第に疑念を持つようになる。1974年、サマーリンは、色の違うネズミ間での皮膚移植に成功したとグッドに報告。しかし、黒いネズミの皮膚が移植されたように見えた白いネズミは、黒色のマーカーで塗られたものだった。サマーリンは「グッドから研究成果を早く出すことを強くいわれプレッシャーを感じていた」と釈明。科学実験におけるデータの捏造の象徴として「サマーリンズ・ペインテッド・マウス」という言葉が生まれた。

第9位 スペクター事件(アメリカ)

1980年、コーネル大学・ラッカー研究室に入ったシンシナティ大学の大学院生・マーク・スペクター(24歳)は、「がん細胞ではATPアーゼという酵素の活性が正常細胞より劣っている」というラッカーの理論を、一連の実験により次々と証明してみせた。しかし、ラッカーの共同研究者のヴォークト教授は、追試が成功しないことからスペクターの実験結果に疑問を持ち、これを検証。スペクターの実験データの捏造を暴いた。さらにスペクターの学歴詐称や小切手偽造などの過去も明らかになった。上司の望む研究データを不正常習者の部下が捏造したという点で、STAP細胞事件と酷似している。

 

【参考サイト】

研究倫理(ネカト)白楽ロックビルのバイオ政治学

 

【あわせて読んで下さい】

norback11.hatenablog.com

フロンティアスピリットを持つADHD遺伝子は、人類の存続に必要不可欠だった!?

ADHD

マーズワン

マーズワン財団が募集した火星移住希望者に、世界中から20万人の応募が殺到し、1058人の候補者が選ばれた。この中から何人が火星に行けるのかはわからないが、本当にうらやましい。僕も若くて視力が良かったら絶対に応募したのになぁ。

でも、この話を友人にすると「片道切符なんだろ?俺は絶対に嫌だ」という奴がほとんどだった。やっぱ普通の人はそうなのか~とあらためて思った。

古来より、人間は常にフロンティアを求めて冒険の旅に出た。はるかな砂漠や大洋を渡り、新天地をみつけ、そこを新たな生活の地としてきた。今後は宇宙へと生息域を拡大していくことだろう。

こうした「新しい場所へ行きたい」というフロンティアスピリットの持ち主は、絶対にADHDだ。普通の人(非ADHDの人)は安定した暮らしを望む。何があるかわからない未知の土地に行こうだなんて、間違っても思わない。でも、この「たとえ片道切符だとしても、未知の世界に行ってみたい」というADHDの特徴は、人類が生き残るために必要不可欠な要素だったといつも思う。

もし人類が特定の場所に固まって暮らしていたら、天災や疫病が発生した際、全滅する可能性が高い。でもバラバラに暮らしていたら、全滅は免れる。人間にADHDの遺伝子がなかったら、アフリカから出るまでに絶滅していただろう。賭けてもいい。

だから非ADHDの皆さん、ADHDをもっと暖かい目で見てやって下さいね!

norback11.hatenablog.com