読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ADHDな日々

ADHDの管理人が日々考えてる好き勝手なことを書いてます。典型的文系なのに、理系の話題が多いです。

男子の女子化が止まらない!草食系男子が増えた原因を考えてみる

f:id:norback11:20170417143817j:plain

イケメンなのに女性やセックスに淡白な「女子のような特徴を持った男子」すなわち「草食系男子」が増えているって、本当に不思議だ。当初は「一時的なブームだろう」って思ってたけど、今の若い男の子は本当に女とセックスしたがらないとか。この現象は、人類滅亡の前触れか?

国立社会保障・人口問題研究所の調査による「18歳から30歳までの独身男性で交際している女性がいない割合」が下のグラフ赤だ。これを見ると、それまで横バイだったのが、1995年頃から増加に転じているのがわかる。深澤真紀氏が「草食系」とネーミングしたのが2006年だから、出現から10年を経て「女に興味のない男子の増加」が人々に認知されたようだ。

草食系男子とテレビゲーム

草食系男子が増えた理由は?

草食系男子が増えたのには理由があるはずだ。ネットではその理由がいろいろ推測されている。

童貞が増えたから童貞が恥ずかしいことではなくなったから

童貞が増えたから草食系も増えたんじゃなくて、草食系が増えたから童貞も増えたのだ。これじゃ原因と結果が逆。ネタとしては面白いけど下らない。

ネットでいくらでもAVが見られるから

これも明らかに違う。性欲がネットで発散されるからリアル女子に興味がなくなったんじゃなくて、草食系男子は性欲自体が少ないように思える。

男女平等の教育が浸透してきたから

これはあるかもしれない。今、小学校では先生が男子も女子も「さん」づけで呼ぶとか。男子だけ「くん」で呼ぶのは男女差別だそうだ。アホらしい。男と女はもともと違うんだから、ある程度の区別はあって当然で、それは差別じゃない。それなら着替えもトイレも区別するなよ。って話がそれたけど、性差をなくす教育方針が「男の子らしさ」を減らす方向に作用していることは十分考えられる。でも、男子の性欲が減少した原因は、社会学的な理由じゃなくて、もっと生物学的な理由があるような気がする。

環境ホルモンの影響

環境ホルモンも男子が女性化した原因のひとつかもしれない。でも残念ながら詳しいことはまだ分かっていない。今後の研究で明らかにされる可能性はある。

で、ここからは僕の個人的意見。

テレビゲームの普及が男の子の"男性化"を阻害した

男の子が青年になって急に草食系になるとは考えられない。もっと子供の頃、小学校の低学年ぐらいまでに「草食系因子」にさらされたと考えるのが妥当だ。国立社会保障・人口問題研究所の調査対象の平均年齢は23歳ぐらい。草食系男子が明らかに増加しはじめたのは2000年頃。では、2000年に23歳だった男の子が8歳の時、つまり1985年頃に何があったのか? そう、テレビゲームが普及しはじめた頃だ。テレビゲーム&インターネットの普及率曲線は、草食系男子の増加曲線と約15年のタイムラグを経てほぼ一致する。

テレビゲームの出現は、男の子の遊びを根本から変えてしまった。

それまでの男の子の遊びの定番は、敵と味方にわかれて勝敗を競うというものだった。スポーツも基本は同じだ。男の子はこれらの遊びを通して、勇気や仲間との協力を学んだ。これは闘争のシミュレーションで、将来、立派な戦士となるための訓練を子供の頃からやっているのだ。きっと縄文時代の男の子だって、同じような遊びをしていたに違いない。

しかし、テレビゲームにはそんな要素はない。協力プレイもないこともないが、基本ひとりでプレイするし、死んでもすぐ生き返るから勇気を試されることもない。こうして、男の子が男になる訓練が不足したまま大人になった結果が「草食系男子」なのだ。

草食系男子の増加は、人類が宇宙へ進出するための準備?

この先、草食系男子が増えこそすれ減ることはないだろう。でもこういう考えもできる。男子が草食化やオタク化しているのは、今後、人類が宇宙に進出するための準備なのだと。何年もの間、宇宙船の中で滞在し、話相手はモニター越しの人間かロボットだけ。そんな生活に耐えられるのは草食系オタクだけだ。今までの人類は、闘争に勝利するために体育会系の肉食系男子が必要だった。でもこれからは、機器を上手くあやつるオタクが人類にとって必要とされる時代になったのだ。草食系男子の増加は、人類の進化のひとつなのかもしれない。

 

【あわせて読んで下さい】

個人的に大好きな、リアリティのあるSF映画&ドラマ12選 ①

個人的に大好きな、リアリティのあるSF映画&アニメをご紹介します。どれも派手なアクションとかほとんどないので、退屈だと思う人も多いかもしれません。ちなみに、名作の誉れ高い「2001年宇宙の旅」は入っていません。僕にはストーリーが理解できなかった。

コンタクト(映画/実写)

f:id:norback11:20170410140714j:plain

以前の投稿でも紹介したこの映画は、僕のSF映画のベスト1。地球外知的生命からの電波を受信する「SETI」がテーマの映画なんてどストライクだ。一番好きなシーンは主人公のエリー(ジョディ・フォスター)がワームホールを通過するところ。実際のワームホールの中がいったいどんなのか想像すらできないが「本当にこんな感じなのかも」と思えるほどよくできている。ちなみにカール・せーガンの原作も読みました。映画とはずいぶん違ったけど、とても面白かった。

インターステラー(映画/実写)

いやこの映画凄い!近年のSF映画の最高傑作だと思う。理論物理学の権威キップ・ソーン教授製作総指揮の下、相対性理論や量子力学に基づき描かれたのは、想像を絶する奇妙な世界。正直、5次元とかわけ判らないけど、判らないなりに「インターステラー」的世界にはまり込んでしまうのだ。そして予測不可能なラストへと、物語は息つく暇もなく進んでいく。そしてもう一つのテーマが家族愛。父と娘の時空を超えた愛が、最後に繋がるとこが素晴らしい。滅亡が近い地球の代わりに人類の住めそうな星を探査するのが、元宇宙飛行士クーパー(マシュー・マコノヒー)に課せられた使命。彼は幼い子供たちを残し、宇宙に飛び立った…。

未知との遭遇(映画 / 実写)

f:id:norback11:20170410221630j:plain

地球外生命体とのファーストコンタクトをスピルバーグが描いたこの作品。B級映画と評する人も多いけど、この映画を映画として評価してはいけない。地球外知的生命との遭遇に憧れている人が、それを擬似体験するための映画なのだ。だからストーリーとかどうでもいい(でも映像は30年前にしては凄い)。デビルズ・タワーの裏側で主人公が見た光景は、僕が長年夢見ていたものなのだ。ついに人類は、地球外知的生命とのコンタクトに成功したのだ! 

エクス・マキナ(映画 / 実写)

検索エンジン世界最大手のブルーブック社に勤めるプログラマーのケイレブは、人前に姿を見せない社長で天才科学者のネイサンが所有する山荘に招かれる。そこには、女性型ロボットのエヴァがいた。ケイレブは、エヴァに搭載された人工知能の実験に手を貸すことに…。密室を舞台に2人の男と2人?のアンドロイドが心理劇を繰り広げる、緊張感たっぷりのSFサイコスリラー。人工知能が人間以上に賢くなる「シンギュラリティ」に於いて起こりうる出来事を、独特の視点で描いた秀作だ。

バタフライ・エフェクト(映画 / 実写)

自分に過去に戻る力があると知ったエヴァンは、幼なじみで恋心を抱いていたケイリーを幸せにするため、過去に戻って現在を変えようとする。しかし、何度チャレンジしても、その度に別の誰かが不幸になってしまう。低予算ながらも緻密なシナリオで描き上げられたループものの名作で、ラストがハッピーエンドにならなかったところも良い。「シュタインズゲート」や「君の名は」にも(たぶん)影響を与えた。

ディープインパクト(映画 / 実写)

f:id:norback11:20170409235639j:plain

彗星が地球に衝突するという状況を描いた映画はこれと「アルマゲドン」があって、どちらもほぼ同時期に作られている。あの頃って彗星衝突のブームだったのか? 巷ではブルース・ウイリスの熱演もあって「アルマゲドン」の方が人気があるみたいだが、僕は「ディープインパクト」の方が好き。水爆で爆発した彗星の片割れが地球に衝突するんだけど、彗星が空を横切って海に落下し、高さ1000メートルの津波が都市を襲うシーンは圧巻。こんな出来事が実際に起こる可能性がある!ってとこが怖すぎる。パニック映画なのにヒューマンドラマとして優れている点も良し。もし地球が滅亡するかもしれなくなった時、自分ならどうする? そんなことを考えさせられる映画だ。  

 

続き・・個人的に大好きな、リアリティのあるSF映画&ドラマ12選 ②

 

 

個人的に大好きなSF映画&ドラマ12選 ②

月に囚われた男(映画 / 実写)

f:id:norback11:20170410111501j:plain

サム(サム・ロックウェル)は地球で必要なエネルギーを採掘するため、3年間の契約で月にたった一人で滞在している。地球との直接通信は許されず、話し相手は1台の人工知能コンピュータだけ。任務終了まであと2週間となった日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する…。 監督のダンカン・ジョーンズは、先日他界したデビッド・ボウイの息子だそうだ。実力の伴わない2世が闊歩する世の中で、親とは違う分野で活躍しているこの人は偉い! 低予算ながら脚本が本当によくできている。2人で妻との想い出を語り合うシーンは切なくてたまらない。監督2作目となる「ミッション8ミニッツ」も凄く面白かった。どちらの映画もとにかく悲しくて切なくてたまらないんだけど、ラストが若干ハッピーエンドで救われる。でも第3作が全然作られないのはなぜ?

 リ・ジェネシス(ドラマ / 実写)

カナダにあるバイオテクノロジー研究機関「ノーバック」を舞台に繰り広げられるバイオサスペンス。ジコチューで女好きの主任科学者デビッド・サンドストローム、アスペルガー症候群の天才ボブ・メルニコフ、情報生物学の女性研究員メイコ・トランなど、一風変わった研究者たちが、殺人ウイルスやバイオテロと戦う。派手なアクションは全くないが、分子生物学や遺伝子工学に興味のある人なら十分楽しめるドラマだ。シーズン4まであるんだけど、シーズン1が1番面白いかな。3以降はちょっと鬱展開になって、4は収拾不能で終わります。

JIN 仁(ドラマ / 実写)

f:id:norback11:20170505121152j:plain

もう今まで観たドラマの中でダントツで一番面白かった。セリフが抜群で、毎回泣いてた。シナリオが素晴らしいんだと思う。このドラマを作った人たちに感謝したい気分です。このドラマをSFというのはちょっと違和感があるかもしれませんが、一応タイムとラベルものなので・・。仁が現代に戻ってくると世界が少しだけ違っていたという、パラレルワールドの存在を意識した物語になっています。優秀な脳外科医、南方仁(大沢たかお)はある日、突然幕末にタイムスリップしてしてしまう。仁は幕末の江戸で、現代医学術を使い多くの人を救う。だが過去を変えるとは、未来を変えるということ。彼の医術は「歴史」ををどう変えてしまうのか? ラスト、仁とが結ばれなかったのが切ないなぁ(涙)。原作では結ばれてるのに。

プラネテス(ドラマ / アニメ)

原作は「モーニング」誌に不定期連載された同名漫画で、これが幸村誠氏のデビュー作。作者の感性は素晴らしいが、若さからかストーリー構成がイマイチだった。このアニメは、原作の良さを活かしつつストーリーを再構築、原作より完成度の高いものに仕上がったと思う。舞台は2070年代。主人公の星野八郎太は宇宙開発企業「テクノーラ」のデブリ課に所属するサラリーマン。いつか自分の宇宙船を持ちたい!という夢を持ちながら、日々デブリ拾いに精を出す。前半は宇宙で働くサラリーマンの日常といった話で若干退屈だが、中盤以降、先進国の宇宙権益独占を阻止しようとするテロ活動に、彼らも否応無しに巻き込まれていく。テロを起こすのは石油が不要になって最貧国になってしまった国の人たち(中東?)とか、設定が凄くリアリティがあるのも良い。最終回は感動必至です。

シュタインズゲート(ドラマ/アニメ)

原作は2009年に発売され大人気となった同名ゲーム。秋葉原を拠点とする小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーで大学生の岡部倫太郎は、研究所のメンバーの橋田至や椎名まゆりと共に、日々ヘンテコな発明を繰り返していた。ある日彼らは、発明品である「電話レンジ(仮)」が、メールを過去へ送るタイムマシンとしての機能を備えていることを発見する…。序盤は少し退屈だが、中盤からの怒涛の展開に。ヲタクアニメとバカにするなかれ。タイムリープドラマとして非常に完成度の高い作品だ。主人公の厨二病的発言や2ちゃん用語などが炸裂することから、ヲタク文化に嫌悪感を抱いている人は、ラストまで観るのは難しいかも。

イブの時間(映画/アニメ)

舞台は未来、たぶん日本。アンドロイドが実用化されて間もない時代。「アンドロイドは人間と区別するため頭にリングを乗せなければならない」と法律で定められている。アンドロイドにも感情はあるが、人間の前では決して表には出さない。しかし人間とアンドロイドを区別しないというコンセプトの喫茶店「イブの時間」の中でだけは、アンドロイドたちはリングを外して人間らしく?振舞う。人間が将来アンドロイドと生活するようになったらこんな感じになるのかな?と思わずにいられない、不思議なテイストを持った作品だ。